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占い師としての成長日記
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最近、息子は学童に行きたがらなくなりました。
月曜日から金曜日まで(たまに土曜日もお願いすることがあります)毎日通っていた一年生のときは、そんなことを言わなかったのですが。
二年になってから学研に通うため、週に二日は学童を休んでいます。
私に予定があり、仕事を入れていない日は「学童、どうする?」と聞くのですが(仕事が休みでも学童は行けます)、「行きたくない」というのでそういう日はまっすぐ帰ってきます。


でもここのところ、本当に行きたくないらしいので、理由を聞き出しました。


同じ学年の子に、入れてもらえないんだ、ということでした。


息子の学校は、都の団地から通う人と、大きな高級分譲地から通ってくる人と二つに分かれている感じです。学校内でいろいろあるのは、この一年半でなんとなくわかりました。一年からこちらに転入してきた息子は、そのどちらにも属さず、昔から知っている人もいないために、周囲をよく見てから、その輪に入る感じでした。それを見てしまうと、引っ越してきたことは、私にはよかったけれど、息子や娘にとっては、ひとつしかないかけがえのない友達のつながりを断ってしまったのかな・・・という思いに駆られます。


学童は個性の強い人が集まるのか、なんとなく押され気味なのか。
学校は人数が多いから気にならないものの、学童になるとまた違う世界があるようです。


私は言いました。もしかしたら、こんな考え、ある人にとっては違和感を感じられる方がいるかもしれませんが、でも、私の考えです。


「みんなと仲良くしなさいなんて言わないよ。お母さんだって、みんなと仲良くなれるはずないんだから。入れてくれないお友達と無理にかかわらなくたっていいじゃない。それより、入れてくれる心の優しい友達をつくったほうがいいじゃない。Hが、自分のことが大好きで、お友達も大好きなら、ぜったいに一人になることはないし、今は出来なくても、いつかちゃんとできると思うよ。入れてくれなかったら、図書室で本でも読めばいいんだよ。」


息子は黙ったままでしたが、学童も四年生になるときは辞めなければなりません。あと一年半です。そういったら「うん。頑張るよ。学童行く。」
と半泣きでうなづいてくれました。


私自身が、こちらにきて、人間関係に溶け込むことがどんなに難しいことなのかは十分体感しているので、子供だってすでにできている輪に入ることがどれほど嫌なことかはもう知っているでしょう。
でも・・・もう引き返すことは出来ません。
それから、もう一緒の学校に通うことが出来なくても、息子には大事な友達が遠くにいます。友達がいるんだ、できるんだ、という確信があれば、きっと乗り越えてくれると思います。


新しい場所で暮らす、ということは、楽しさもありますが、うまく入れないというジレンマもやっぱりつきまといます。生まれたときから同じ場所に住んで、顔見知りの多い中で学校やそれぞれの活動に入れる環境の子と違って、こうして新しい場所で暮らす限りは最初の何年かは模索の中にあるのかもしれません。
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志我雨音(しがあまね)
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占い師・レイキヒーラー・主婦
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日記をただつれづれなるままに書くだけでなく、自分にも、皆さんにも何かを感じていただけるような文章を作り上げたいと思います。
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