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占い師としての成長日記
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誕生日に槇原敬之のCDを買いました。本当に、何年振りでしょうか。彼が覚せい剤所持で逮捕されたのが1999年。その時に発売されていたアルバム「Cicada 」を購入して以来のことです。あの逮捕は衝撃的で裏切られた感じがあって・・・それから復帰しても、槇原さんのアルバムを買うことはありませんでした。それまでは全部の作品を発売日に予約して手に入れていたというのに・・・。もちろん、逮捕された後結婚して、出産を立て続けに経験した私には、もう彼の音楽を楽しむ金銭的な余裕と時間的な余裕がなくなったこともありますが。


2003年に「世界に一つだけの花」が大ヒットしました。私はこの作品が彼の作詞作曲であったことはまったく知らなくて、紅白歌合戦の字幕「作詞・作曲槇原敬之」の文字で初めて、この素晴らしい曲が彼の作品だったことを知りました。そういわれたら、いろんなアレンジが「ザ・槇原」っていう感じですよね。言葉の選び方も優しくて、でもストレートで・・・。スマップのCDシングルを買って、何度も歌いました。逮捕前は恋愛の曲が圧倒的だったけれど、「世界に一つだけの花」のように、みんなへ強いメッセージ性をこめた曲が書くようになってきたのは、彼自身の人間としての成長と、音楽家としての使命が組み合わさったものかもしれません。そしてそんな流れの基礎にあるものは、きっと覚せい剤で逮捕され、世の中から後ろ指を指された償いの日々において培われたものだったのでしょう。


彼と私は同級生の年齢に当たるので、余計にこのアーティストの成長がわが事のように感じられるのです。
「どんなときも」は銀行員時代の私の応援歌でした。
「遠く遠く」は東京の出てきた私が、ふるさとに向けて思う気持ちと重ねて歌っていた歌。
彼の曲と離れている間に、彼も成長しました。今回私が買ったのは「世界に一つだけの花」槇原バージョンが入ったアルバムなのですが、家族のことを歌っていたり、子供とのことを歌っていたり、登場人物が大人になっていることも時間の流れを感じました。昔は「僕」と「キミ」しか登場人物がいなかったけれど、今の彼の歌詞からはいろんな関係の人が飛び出してきます。そして、心の内面を深く綴った曲も増えました。単なる応援歌ではなく、自らの腐敗をえぐり出して歌に綴るような・・・もちろん彼の歌い方なので、さわやかに聞こえるんですけどね(^-^;。


アルバムの一番最初に入っていた「優しい歌が歌えない」という曲にドッキリしたのは私です。
(歌詞はこちら
車で一人聞きながら、気持ちが入りすぎて涙が出てきました。その時の自分の情けない気持ち、だけどそれを知り、受入れた上で前に行こうとする気持ちが、今の自分にシンクロしたのです。
「やられたよ・・・マッキー・・・」という気分でした(笑)。


心が動く作品に出会うと、私も何かを無性に書きたくなります。文字を心から引き出したくなります。
槇原さんの作詞はまさに、そんな私の「何か」を駆り立てる力があるみたいです。


実は、先日読売新聞に「槇原敬之コンサートツアー」という大きな広告が載っていて、それを見て衝動的に「行きたい!」と思いました。どうしてそんな風に強く願ったのか、自分でも不思議なのですが。ちょうど優先販売に食い込むことが出来たので、自分のために、10年ぶりにコンサートチケットを手に入れました。
39歳の私と39歳の槇原さん。もちろん彼は私のことなど知る由もありませんが、彼の作品が私の人生の大きな場面でいつも流れていたことを思い出すと、私は彼の感性に感銘を受けて、自分自身の余力を出すことが出来たことは確かです。これからも日本を明るくするアーティストであってほしい、そう願っています。身近な題材で歌を作ったら、この人の右に出る人はいないと思っています。


本日の感謝・・・
今日は我が父親の誕生日。電話をしたけれど留守でつかまらなかった。きっと母親と食事にでも出かけているんだろう。71歳の父は、長年努めていた会社は定年で辞めてしまったが、そのあと懇意にしていた同業者に引き抜かれて、現在も働いている。71歳はいいお年だと思うのだが、これまでの実績がかなり強みとしてある父は、成績も良く、まだ会社にとっては必要な人材であるらしい。なので帰省してもいつも現役と同じように作業服に身を包んで仕事に出かける父だ。
私は父親とそっくりの顔だからかなのか、兄と私の二人の子供で女の子の私を特に可愛がってくれた。お金をくれるというような溺愛ではなく、いつも私をひざの上にのっけて、マージャンの現場とかにも立ち合わせてもらっていた記憶がある。もう、そんなことは一生できない、子供の頃の貴重な記憶だ。
父が私たちのために一生懸命してくれたことは、兄も私も忘れてはならない。でも、今日この日に、大病もなく誕生日を祝えることはとても幸せなこと・・・本当にありがとう。お父さん。これからもお元気で過ごしてね。
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志我雨音(しがあまね)
性別:
女性
職業:
占い師・レイキヒーラー・主婦
趣味:
ゆっくりとひとりカフェ♪
自己紹介:
日記をただつれづれなるままに書くだけでなく、自分にも、皆さんにも何かを感じていただけるような文章を作り上げたいと思います。
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