忍者ブログ
占い師としての成長日記
[232] [231] [230] [229] [228] [227] [226] [225] [223] [222] [221]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1/17のブログで、私は夫とのやりとりをこちらに記載しました。その日は一日中夫と険悪で、言葉を交わせばケンカになり、顔も見たくないし、完全にシャットアウトしていた状態です。それこそ私はカッカカッカしていて、感情丸出しの状態でした。書かないと気が済まない!!!!!そんな精神状態であったわけです。


もちろん、1/17だけが夫婦仲が険悪だったわけではないのです。もっと昔から・・・それこそ結婚したときからの積み重ねですから、私の感情は何かあるとすぐに「バカヤロー」(すいません、全然占い師らしくも、ヒーラーらしくもありません。お聞き苦しい発言をお詫びいたします)を夫に対して叫んでいるし、この憤慨している気持ちを誰かに言いたくてたまらないんですね。


ここに私の問題があることを、輝夜師匠が掲示板を通じてメスを入れてくださいました。
その内容はこうありました。



雨音さんは妻として、女として、もっと成長すべきです。
それも占い師としての雨音さんに繋がっているように思いますよ。


あのブログは「ねぇ、みんな聞いて?私の旦那ってば、こんなことを私にしたのよ!酷いでしょう?いつも私、こんな酷い目に遭ってるの。だから離婚したいって思っちゃうの、当然でしょう?誰か同情してよ」と周囲の同意を得たがっているブログですよね。そんなみっともないこと、もういい加減やめましょうよ。


私の弟子らしく、常に「誇り高く気高く」をモットーにしているとはまったく思えない言動ですし(※補足しますが、輝夜師匠のモットーが「誇り高く気高く」なんです)、まして、誰かの同意を求めるなんて(しかも、家庭内では小さな子供たちを相手に同意を求めているんですよ?)、どこが自立なのですか?


・・・一発どころか、何発も殴られたような衝撃がありました。
一番指摘されたくない部分でもあったのですね。キターッ!じゃないですが、ついに一番肝心な部分に私は触れられた気がしたんですよ。そしてそこが一番問題だってことは、私も薄々わかっていたんです。でも触りたくなかった・・・。


輝夜師匠はそのあと、掲示板だけのフォローでは伝えるのが大変だからとお電話を下さいました。


「雨音さんの悪いところは、味方を作ろうとすることです。いかに自分が大変で夫が悪者なのかを言いたくてたまらないし、それをみんなに認めてもらいたい、同情してもらいたいんだと思います。しかも、子供までそれに巻き込んで自分の味方につけようとしている。どうして雨音さんが精神的に自立できないのか、私はその根本原因を見た気がしました。」


『自立するということは、周囲の人が自分を肯定しようがしまいが、たとえどのような状況下においても動じることのない、動揺することのない自分を作り上げること』と輝夜師匠は教えてくださいました。私は、自分を否定する意見をものすごく恐れてしまっているし、反対に自分の意見に共鳴してくれる人がいると、すごく嬉しくなってしまう。そこに「自立」という課題はクリアできないまま放置されています。周囲の動向によって、自分が落ち込んだり舞い上がってしまうような状態は、自立しているとは程遠いことなのですね。今回の私は、夫を悪者に仕立てることで、自分の味方を増やして、自分の正当性を訴えているだけです。ただ、輝夜師匠のような感覚の鋭い方には、それがいかに愚かで、人からの信頼を損ねるような言動であるのかを見抜かれてしまうんですね。もしかしたら、輝夜師匠以外にも、私の愚痴ブログを読んで、私と言う人間の素にあきれた方がいらっしゃるかもしれません。


『家族とは、自分にとって一番最初に作られる学びの世界。そこでの学びが自身の考え方や価値観という基盤となり、今度はそれを軸にして社会という大きな世界の学びと向き合うことになります。ですから、家族といるときの自分が最も素の自分=本質となるのです。』


これは以前、輝夜師匠から聞いていた言葉でした。
また、これに伴い、以下のような言葉もいただいています。


 家族や親しい友人などに見せる顔こそが『素の自分』。
 単独でいる時の自分は、自分さえ良ければいいという『協調性のない自分』であって、
 『素の自分』ではありません。気を抜いているときの自分こそが『素の自分』=『本性』
 になりますから、
 魂を向上させたいと思っているのなら、親しい間柄であればこそ、甘えを出さずに、
 きちんと気遣えるようにならなくてはいけません。
(※2008/12/17「肝に銘じる」より抜粋)


「自分が好きだと思える人、助けたいと思える人に良い態度が出来るのなんて当たり前のことです。罪人であっても同じことが出来ます。なぜなら、それは意識せずとも出来る自然な感情だからです。大切なのは、そうは思えない人であっても、相手が困っているとき、手を差し伸べることが出来るのかどうかです。これは、素の自分、つまり、人間性にかかってくる部分です。その人間性を良いものにするためにも、素の自分を鍛えることが大事なんですよ。」


輝夜師匠はそう言われました。本当にそうです・・・。


私は夫には最低の態度をしているんです。他の人にいくら親切にしてみたり、親身に相談に応じていても、夫への態度を見たら、どんな私の誠意も嘘に思われてしまうかもしれません。正直言って、土曜日はあまりにも頭に来ることの連続でしたから、私は口だけでは物足りず、そこらへんにあったサランラップとか空の牛乳パックを投げつけていました。怒りが収まらない。この怒りはどうしたらいいのか・・・・ええい!ぶつけてしまえ!!!・・・そんな状態でした。


夫には「寝不足だから機嫌が悪いんだ」と言われるんですね。私としてはその言葉に関してこう思うのです。
「なぜ私が寝不足をおして働かなくちゃいけないのか。それは生活するお金が足りないからだろ!!協力してあげているのに、どうしてあなたは寝不足のせいにするんだ!」と言う気持ちと、「私がたとえ12時間寝たとしても、絶対にあなたの言動には腹が立つし、イライラする。それを寝不足のせいにするのか!?」という気持ちの二本立てになって、「絶対にあなたの言うことなど聞きたくない!」という私につながっています。この感情が醜いことは客観的に見ればよくわかるのですが、でも私は夫に屈したくなくて、悪魔の塊のような自分になろうが、意地を張り続けてしまいます。それは、義母たちとの同居時代からまったく改善していません。ただ離婚を決めなかっただけで、私の気持ちに成長はないんですね。一ミリも。味方を作ろうとするのも、私が正当性を一人では主張できないから、その現われだと思います。味方さえいれば私の行動は正しいものなのだ、そんな依存性が今回の記載になったんですね。


ただ、私が何も言わずとも輝夜師匠にはわかってしまうらしく「雨音さんが離婚したいと言えるのも、自分に頼りになる両親が居るからでしょう?もしも今離婚して、占い師を辞めてきちんとどこかに就職をしたとしても、自分ひとりでは子育てしながら生活していけないですものね。でも、悪い例えで申し訳ないけれど、たとえばご両親が揃って他界してしまったとしたらどうしますか?それでも離婚したいと旦那さんに言えますか?夫婦は一見対等のように見えますけれど、実際はそうではありません。少なくとも雨音さんの家庭は旦那さんが雨音さんたちの生活を保障してくれています。もしも旦那さんが亡くなったら、今度は旦那さんの保険や年金をもらって生活することになるのですよ。夫の力は死んでもなお影響し続けます。だから、一家の主なのです。立てるべき相手なのです。」と言われました・・・・・・。


私は輝夜師匠からご指摘をこうして細かく受けるまで「みんな、私の言うこと聞いて~~~~っ!」という状態でした。そして、輝夜師匠から掲示板やお電話を通じていただいたご教示について、以下のような返信をしました。


「おっしゃるとおりです。私はそれなのに、本当にできず、感情に身を任せてしまっています。ただ離婚していないだけで感情的には離婚しているようなものですよね。私は全然進歩していないんだって、実は逃げていたのかもしれませんし、いつも被害者意識が残っていて、彼に対して広い心も持てないし、苦しいばっかりでなんの解決も出来ていないこと。ちょっと何かあったらすぐに夫を責める自分がいつもいます。最悪です・・・。でも一番最悪だと思うのは、こうして輝夜師匠に書かれて、そうか・・・と理解できるものの、そう簡単に、自分は折れたくないと思っている私がすぐそばにいて、それこそこれは恨みつらみの感情だと思うのですが、反省しようとする私に噛み付いてきます。それが最悪です。」


本音を言えば、私は夫のために自分を犠牲にしたくないという気持ちのほうが強いんです。好きと言う気持ちを取り戻すことが本当に難しいのだと思います。夫とやりとりしているときの私は最低の女状態ですが、私はそれを夫のせいにしてしまうからもっと最悪なんですね。私がこれほどまでに腐ったのはあいつのせいだ!ってずっと言っているし、その気持ちが変わらないから、今でもこうして最低の態度で夫と接し続けているのです。最低の態度から、いきなり天使になるなんて、わかっていてもできないなあ・・・・。そんな風に思っていた矢先、輝夜師匠から再びこの私の気持ちに応えるかのように、お電話が入りました。


「雨音さんは旦那さんに対し『広い心を持たなくちゃ』と思っているようですけど、そうじゃなくてもいいと思います。だって、雨音さんには今日までに蓄積されてきた旦那さんに対する負の感情がありますし、殺意があると言っていたこともありましたから、そこまでの感情があるのに旦那さんに広い心で向き合うなんて出来ないと思うんですね。だから、そんなふうに無理をするのではなく、自分のために努力すればいいと思いますよ。」
「自分のために、ですか?」
「たとえば、どんなに旦那さんに殺意を覚えても、実際に殺そうとしたことはないと思うんですね。それって旦那さんのためですか?」
「あんなやつのために刑務所に入って一生を棒に振りたくないって気持ちがあって、だから実行してこなかっただけのことです。」
「そうでしょう?それと同じです。雨音さんが旦那さんとの向き合いに置いてする努力は、すべて自分のためだと思うといいですよ。そして、実際にそうであるはずです。たとえ旦那さんが自分を100回殴ってきたとしても、自分が1度でも相手を殴ってしまえば、相手と同じになってしまう。自分で自分の品位を貶めないためにも、自分から見て旦那さんがどんなに最低だと思うようなことをしてきても、感情的にならず、本当の意味での自身のプライドを守るようにする。そういう意味では、旦那さんは良い訓練相手になるじゃない?」


そして、輝夜師匠はこうも言われました。


「人生の中で、良くも悪くも自分に強く影響を与える人って居るものですが、それは俗に言うソウルメイトです。旦那さんも、もちろんソウルメイトですよ。天に還ればみんな仲良しなの。でも、それぞれ役割を与えられているから、旦那さんはきっと雨音さんと約束してきているのね。『雨音さんのために手抜きをしないで、徹底的にぶつかるようにするから、雨音さんも絶対に負けないで、必ず必要な学びをクリアするんだぞ!』って。もちろん、旦那さんも雨音さんも顕在意識ではその約束を思い出すことはないでしょう。でも、天でそんな約束を交わした相手であるはずです。その証拠に、占い学上、お二人はしっかりご縁のある二人じゃないですか。それは、雨音さんが自分で見てもわかるはず。疑いようもないでしょう?」


確かに、それは疑いようもない事実です。私と夫は結婚縁も夫婦縁もしっかりある二人でした。


「それとね、雨音さんは良く私のことを、『師匠は今まで色々な苦労があったから、だから言葉に重みがあったり説得力があるのだと思う』と言っていましたよね。そして『それに対し、私は今まで師匠みたいな苦労がない人間だったから、だから師匠のように重みも説得力もないんだと思う』とも言っていました。雨音さんが言うように苦労が威厳に繋がるのだとするなら、今の、この苦労がそれに繋がるのだと思いませんか?なにも、人生の苦労は私だけに用意されているものじゃありません。誰にでもあるステージです。ただ、それを経験として生かすのか、それとも逃げてしまうのか。そこに違いがあるだけです。雨音さんに用意された苦労は、旦那さんとの向き合いです。これをしっかり経験として生かすために頑張るのなら、きっとその先に雨音さんが欲しかった重みや説得力を取得できますよ。ほら、私が良く言っていたでしょう?波乱大好きって。なぜなら、苦労を乗り越えたその先に、自分に深みが生まれることを知っているからです。」


私は日々、輝夜師匠のような物事の捕え方、動じない態度、一貫した姿勢に憧れてきました。師匠と私は年齢的に一年しか違わないのに、なぜにこの人はこれほどまでに悟っているのだろうと思っていたし、それはやはり輝夜師匠は若い頃からさまざまな苦い経験を積まれてきたからで、私の場合は結婚するまでのほほんとしていて、何の苦労も味わったことがないことが大きな違いなのかなと思っていました。そして、輝夜師匠がご自分でおっしゃられるように、よく私や他のお弟子さんたちに向かって笑顔で「波乱大好き♪大歓迎!」とおっしゃっているんですね。私はその笑顔を見て「波乱が大好きだなんて、私は絶対に言えない。ありえない・・・」と、内心で輝夜師匠の度胸にびびりつつ(笑)、波乱=苦労のないことをいつも祈っていた私なんです。


輝夜師匠のお話を聞きながら考えたことは、とにかくまず今後は自分のために耐える努力をすること。
絶対にキレたりなんかしないで、頭にくることを言われても、言い返さないこと。
それから、味方を作るなんて、いろんな人を巻き込むことは一切しないこと。
家庭の中の自分が誰に見られても恥ずかしくないような自分になること。


そのことがまとめとして理解できました。


相手のために今は努力なんて出来ない私です。その時点で失格かもしれませんが、今の私には自分のために踏ん張ることはできる!そう思いました。例えそれが失格であっても、ぶちきれて相手に逆襲しまくるよりはまだ救いがあります。


また、私はブログであからさまに醜態をさらして、自分の未熟度をさらに広げてしまったような気がして、その点も深く落ち込んでいました。「やっちまったよ・・・」状態です。日ごろ偉そうなことを並べ、さも成長したような振る舞いをしていても、あのブログでそれが一気に崩れ落ちたと言うか・・・。以前私は夫との関係をタロットで展開したとき、占い師としての自分の志だけが前向きでキレイな状態で、それ以外の自分はものすごくドロドロした感情を抱えているという結果が出たことがあるんです。それを輝夜師匠も覚えていてくださって、「占い師である自分だけをきれいにしていてもダメなのよ。どんな自分であっても同じように良い状態でなければ・・・」とおっしゃられました。そんなこともあって、失態をさらしまくったということで気持ちが沈んでしまいそうでしたが、お電話の後、輝夜師匠から以下のようなメッセージをいただきました。


お電話でも言いましたが、確かに雨音さんにとって、今回のことは失態だと感じるかもしれませんし、こうして注意をされたり突っ込まれたりされると落ち込むかもしれませんが、でも、上手に隠すことが出来ればいいのではなく、改善することが最も大切なのですから、むしろ、自分が正直者であることは救いなのだと考えた方がいいと思います。

「正直者でよかった。正直者だからこそ、こうして失態を披露してしまうことがあるが、それによって改善する道も示される。」

そう考えるようにしたらいいと思います。

(中略)

前向きに考える。
向上心を持って生きる。

今回のこと、落ち込むかもしれませんが、向上心を持って前向きに生きていくためにも、『だからダメ』なのではなく、『今回問題だった部分を改善するように今後気をつけていくようにしよう』と今回のことを受け止めて、今後の自己改革・自己改善のための経験として生かすようにされると良いのではないかと思います。


以上の言葉で私は励まされました。
私自身にある問題は、こうやって醜態をさらしてしまうことで色んな人からツッコミが入ります。輝夜師匠がおっしゃるには、それはとてもありがたいことで、上手く隠し通すような悪知恵を育てるよりも、たとえ醜態をさらすことになっても、改善への道に繋がることが大切と言われました。もちろん、醜態なのですから恥であることには変わりないのですが(苦笑)。

今日から、自分自身の誇りを守るための忍耐力養成コースのスタートが始まります。
絶対に堕ちないぞ!!!


輝夜師匠、何度も私にフォローのお電話とご指導、ありがとうございました。私って最低だ!と思ったけれど、頑張れそうです。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
志我雨音(しがあまね)
性別:
女性
職業:
占い師・レイキヒーラー・主婦
趣味:
ゆっくりとひとりカフェ♪
自己紹介:
日記をただつれづれなるままに書くだけでなく、自分にも、皆さんにも何かを感じていただけるような文章を作り上げたいと思います。
最新コメント
[01/09 雨音]
[01/08 papa]
[10/28 雨音]
[09/16 sepi]
[02/07 雨音]
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
Powered by 忍者ブログ * [PR]
* blogdesigned by Mei Fukui.