ダメダメを知る・その後どうする？その２

私のブログを書こうとすると、ブログは大体その日一日にあった出来事が中心になりますから、私のブログは仕事・子育て・友達との付き合い･輝夜師匠との向き合いになります。しかし、お仕事のお話は守秘義務があるため私はお仕事で気づきがあってもブログに自由に記載することはできません。また、仕事をしていると友人関係もぐっと減ります。会う時間がないですし、お互い子持ちだと尚更ですね。なので友達関係から受ける刺激はほとんど皆無の環境です。そうなるとネット上での掲示板で毎日やりとりしている輝夜師匠との向き合い、輝夜師匠から受けた教えがブログの中でも大きな役割を担っています。


でもこの関係、通常の先生と生徒の枠を超えていると思います。だから師匠と弟子なんですね。
占いだけを教えていただいているわけではなくて、人間としてどう生きるべきなのかを教えていただいているんです。相撲の力士が弟子入りして、師匠の部屋に入門し、生活を共にして、相撲道と国技に携わるものの一人としての責任を学んでいくのと同じように、私も輝夜師匠に弟子入りすることで、占いとは？人としてどうあるべきなのか？・・・本当に細部にわたって、毎日みっちり教えていただいています。メルマガの記事の内容で一体何がいけなかったのか、その理由も教えていただきましたし、なぜそのような記事になるのかも、私という人間が持っている価値観を見つめて下さった上で教えられます。多分世界で一番「雨音」という人間を知ってくださっているのは冗談抜きで輝夜師匠だと思っています。


輝夜師匠は決して甘い言葉やおだてを言う方ではありません。生徒に媚を売ったり、感情で好き嫌いを出してきたり、お金至上主義に走る先生ではなく、命を懸けて弟子と向き合っている師匠なんですね。


じゃあ私はどうなんだろう？と思うわけです。
ここまで向き合えるかどうか。もちろん輝夜師匠との問題もそうだけれど、私がいつか弟子を持ちたいという夢を叶えたら、どんな生徒が来たとしても、この気持ちを常に保ち続けられるかどうか・・・。生徒との相性によって振り回されてしまうことが、今のままの私だとあり得るでしょう。今のままの私では・・・。


だって、辛ければ辞めたい。辞めて離れたらそれで一件落着で、自分が出来ないことに関してもうこれ以上苦しい思いをしなくてすむという考えがあるからですよね。そんな私に人間を育むことが出来ると思いますか？
私はずっとそんなふらついた考えで占いと向き合ってきたのかと思いましたし、でも・・・どう考えてもそういうことになってしまうんです。
それは、目の前で見ている輝夜師匠から見たら、なんて覚悟のない、意思が弱すぎる・・・と頭を抱えてしまいたくなるものだったはず。私は自分と輝夜師匠のあまりの格差に、いつも「あ～自分はダメだ。書いてもダメ。占いもダメ。ダメダメじゃないか！何のいいことがあるんだよっ！」と劣等感も丸出しで、輝夜師匠がキラキラしている存在でした。


私からみた輝夜師匠はそんな絶大なカリスマ性を持っている特別な人なのですが、きっと輝夜師匠には輝夜師匠の想いや、私が知りえることの出来ないこれまでの経緯があって、それでもくじけなかったからこそ今があるのです。それこそ、壮絶というべき過去もあったはずです。もし私と輝夜師匠の決定的な違いがあるとしたら、そこで歯を食いしばれるか、逃げに走るか。もしかしたらこの違いだと思うのです。


歯を食いしばってきたからこそ、今の輝夜師匠の価値観があり、ゆるぎない信念があり、懐の深さもあるのでしょう。でも私はいつも「光」の部分しか見ずに、一方的な憧れを募らせてしまうから、「影」の部分がいかに光を作ってきたかを見れないのですね。


なぜか・・・。
私は「光」しか愛せない自分がいるわけです。自分を認められるか、否かという質問を自身に投げかけるとき、私はつい「光の当たる自分」で判断しようとしています。それも・・・「私は人よりこれが出来る」「私にしかないこれをもっているから」「私はこれが優れている」というものが最上だと思っているからですね。だから自分にも他人にもきっと「あの人は私と比べてここがすごい」という比較から生まれた目線で物事を決めてしまっているのかもしれません。輝夜師匠とのこともそう・・・。輝夜師匠の影の部分は私想像も出来ないんですよ。いつも気丈で、芯が強くて、他人に振り回されない輝夜師匠しか知らないから。


そうやって考えてみると・・・私はまだまだ比較の人生がベースになって今の私は動いていることが結論としてわかりました。輝夜師匠からも、この点を指摘されました。


ダメだし、メルマガだけではなく、他にもいっぱいありますね（苦笑）。


だけど・・・。


教えてもらった限りは、気づいてしまった限りは直そうと思います。いきなりできるものでもないのですが、人生80年あるわけで、人間としてこの人生を今後「こうしたほうがいいよね」と思ったなら、できるだけそうなるように努めることは本当に大事です。ダメがいっぱいある私。今現在無数にあるかもしれません。でもそのダメの中で最もタチが悪い逃避癖と比較癖はフル回転で直さなくては。ダメがあるからこそ、改善する楽しみもまたありだと発想の転換を図れるような私になっていきたいですよ。ダメダメの先にある・・・破壊か、再生か。やっぱり私は、くたばりたくない！