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占い師としての成長日記
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土日は息子の親子キャンプに参加してきました。東京なの?と思ってしまうような山奥に連れて行かれ、子供たちはいろんな遊びを提供してもらい、参加した母親たちはずっとお手伝い(食事の支度に子供たちに危険がないか見る)でした。ボーイスカウトに入って8ヶ月ですが、スカウト活動を通じて、親子で参加することがとても多く、今回のキャンプはその極みでしたね。


今、ボーイスカウト活動は少子化の影響なのか、スカウト自体を獲得することが難しく、また指導者になってくれる人も割と高齢(失礼!)の人が多くなっているので、いろんな問題があるかと思いますが、私たちの所属する団はとてもいい指導者やフォローの大人に恵まれ、習い事では味わえない感覚をいっぱい教えてもらっています。自然の中に連れ出してもらい、親から離れていろんな勉強や体験をすることは、子供たちにかけがえのないものを育てていくと思っています(スカウト活動中は、子供と母親は分離されています。指導者がスカウトを引率するので、母親はいろんなバックアップ体勢を整えてあげるだけです)。


幼稚園年長の9月から小学校2年生の9月までがビーバー隊。
ビーバーを卒業したら、カブ隊、それからボーイ、ベンチャー・・・と段階を踏んでいくのもボーイスカウトの特徴。ビーバー隊最後の活動が親子キャンプになるのですね。


ビーバー隊のスカウトは5名です。
そのうち息子を含む小学校二年の3名が、今度カブ隊に上がります。私としては、息子のレベルに合わせるなら、もう一年ビーバーでもいいんじゃないかと思ってしまう・・・(苦笑)。
キャンプではスカウト5名のお母さんたち全員が参加しました。お父さんたちは・・・誰も来ませんでしたね。母子キャンプ?ですね。


息子がビーバーに入ったのは今年の一月からです。
一番最後に入りました。
5名のスカウトのうち、小学校一年生は二人。二人は彼らは幼稚園から小学校も同じで、それに二人とも同じ年の兄がいて、お兄ちゃんたちも現在カブ隊で活動中です。今回のビーバー隊のキャンプにも、彼らのお兄ちゃんたち二人がお手伝いで参加しました。もちろんそんなことから、二人のお母さんたち同士もすごく仲がよくて、お母さんたちの輪の中で、この二人のしゃべっている時間がほとんどというくらい、仲良しの二人です。


残りの三名が小学二年生ですが、息子を除く二人の男の子たちは、幼稚園が同じだったようですし、おまけにお互い一人っ子ということなのか、すごく仲がいいんです。見ていると四六時中一緒でまるで恋人同士みたいに仲がよくて・・・。食事のときも遊ぶときも、彼ら二人でつるんでいる状態です。


こう書いて、ご理解いただけると思うのですが、このキャンプで息子は二組の仲のよい団体の狭間に立ってしまい「三人いると一人あぶれる」という法則の一人に該当してしまってました。それは見ていてすぐにわかりました。母親として言うのなら、これをずっと見ることになってしまったのが、一番つらかったかな。本来の彼だったら、本当にすごくうるさいし、しゃべりますが、黙っている時間が多かったので、たぶん入り込むチャンスをうかがっていたのかもしれません。背の高い二人の二年生に、同じ学年だけれど10センチ以上も背の高さがある息子が食い込もうとする姿は、なんともいえないものが・・・。夕飯を食べるとき「お前、代われ。」と言われて、端っこに追いやられていました。力には勝てないのか。


見ていてもどかしい気持ちになりました。
女だったら、たまらない人間関係ですよ。


でも彼は私のところに来ることもないし、指導者に従って動いていましたし、言うこともよく聞いていました。まっすぐに起立して、静かに話を聞こうとしていたのだから、彼の思いはまた私の想像とは別のところにあったのかもしれません。


入れない辛さというのは、誰もが一回は味わったことがあるかもしれません。長男でおっとり型で、強いタイプに先を譲る息子はどうしても、仕切るタイプではないようです。まあそういう場面ばかりではないかもしれませんが、少なくとも慣れない環境では、空気をめちゃくちゃ読みます。うお座の彼らしい行動ですね。


最初は一人で行動する息子ばかりが目に付いて、正直言って、三人の組み合わせであぶれた関係の中、これからカブ隊にあげていいものか悩みました。カブに入っても、これでいいのか。楽しくないんじゃないか。さびしいんじゃないか。いつも私はこのような悩みを抱えてずっと苦悩してきたような気がします。
幼稚園時代から・・・今も。


そしたら、メッセージをいただきました。


「どうして今頑張ろうとする息子のマイナスしか見ない?
彼は勇気があるじゃないか。
一人でも行動できるじゃないか。
彼の孤独を心配するんじゃない。
彼が一人でも集団に入ろうとする勇気を讃えてあげなさい。」


『勇気を讃えなさい』


そんな言葉が、まるで私の心を覆すかのように入ってきました。
心配値MAXだった私の気持ちを「いかん!いかん!」と修正するかのように。
少なくとも、息子を客観的に見れないのはどんな親でも同じこと。でも、もし息子のことが「こいつダメかもしれない・・・」という目で見始めたら、思い出さねばならないのです。
「今、ここ」で頑張ろうとしている息子を応援することを忘れてはならないということ。息子は私から生まれたけれど、もしかしたら生みの親の私よりもっとたくましくて勇気があるかもしれません。自分がこうだから、子供もこうだという方程式はあてはまりません。


息子は楽しかったと言ってくれました。
「もう行かない」という言葉は出ませんでした。
「もう行きたくないんじゃないのか?」という推測は見事に外れたわけです。親のカンがすべてあたるとは限らないことも立証されましたね(^-^;A
行きたくなかったのは、もしかしたら、あぶれることを見たくない自分の気持ちからきているものだったのかもしれませんね。


私も、5人のお母さんたちと共同して作業するわけですので、やっぱりいろんな気苦労がありました。活動以外で会うことはないお母さんたちばかりですので・・・。母も母の立場で、もまれていたわけです(苦笑)。ずっと動いていたのでそれも疲労の原因ですが、一番は気疲れだったかもしれませんね。でも・・・逃げずに、人任せにせずに、二日間を過ごしたこと。自分で自分の勇気を讃えましょう!!!(でもやっぱり、私はこういう場は苦手なんだって言うことがすごくよくわかりましたけどね)


結果ではなく、その場に出て行った勇気を讃えること。
キャンプで得た、大事なメッセージでした。
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志我雨音(しがあまね)
性別:
女性
職業:
占い師・レイキヒーラー・主婦
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自己紹介:
日記をただつれづれなるままに書くだけでなく、自分にも、皆さんにも何かを感じていただけるような文章を作り上げたいと思います。
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