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占い師としての成長日記
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息子の体調があまりよくないと記載したため、いろんな方にご心配をかけてしまいました。お気遣いありがとうございます。


実はここ最近、息子のいびきがひどく、夜中ずっと爆音に近い音を出しているんです。その音の大きさに私まで寝不足に陥っている状態でした。今まで寝息を立てることはあったけれど、ここまで騒音のようないびきはなかったのですね。もともとハウスダストのアレルギーで一年中鼻づまりをしている息子です。また、いびきが苦しくなると口でパクパクと呼吸(口呼吸)しているので、子供ってこんなにひどいいびきをかくのだろうか・・・?と思った私が「子供のいびき」で検索したのがきっかけでした。


検索してもらうとわかるのですが、子供のいびきはどのサイトを見てもあまり良いことが書いてありません。子供の成長に悪い影響を与えるとか、大きな病気が隠されている場合があるなど、とにかく一刻も早く耳鼻咽喉科への受診を勧めることばかりが書かれてあって、検索しながら怖くなってしまったと言うか・・・どうしよう(汗)!!!になってしまった私です。いわゆる、気が動転した状態ですね。


睡眠中のいびきは空気の取り込み量が減り、通常よりも低酸素状態になりやすく、熟睡できないので、成長ホルモンの分泌も悪くなります。発育盛りの子供が睡眠も栄養も十分でなければ、低身長、低体重、虚弱体質、運動能力の低下を招くことがあるようです。またいびきがひどくなると、心臓に負担が掛かり、呼吸困難から、突然死に至る危険性が増します。
またいびきは精神面にも大きく影響を与えるようです。常に活気がなく、他の子供と遊べないなど、積極性に欠けるようになり、学力の低下にもつながったりするため、いびきは心身両面で子供の発育に大きく影響するという記事を読んでしまったのですから、私のように、ただでさえ息子の背が小さいということを気にしている人間には「これはただごとではない!」という受け止め方しか出来ませんでした。


近所に耳鼻科は二軒あります。
一軒目は娘の鼻水を吸い取ってもらう専用に行っている病院。とにかく空いているので待たなくていい。娘は蓄膿の症状が悪化しないようにとにかくこまめに鼻水だけをとってもらえればいいので・・・。しかしここの先生は私は好きではないのです。何の説明しないし、うんともすんとも言わないので・・・。だからいつ行っても空いているんでしょうね。


もう一軒目は激混みの耳鼻科で、行っても駐車場がないのです。家から歩いていける距離ではないのでどうしても車になりますが、駐車場がいっぱいで入れないし、大きな街道に面しているため、駐車場待ちをするスペースもありません。


悩んだ末、娘の耳鼻科には断固行きたくない!と思った私は、市内にある大学病院に直接行こうと決めました。その大学病院の耳鼻咽喉科のサイトで「子供のいびき」に関しての記載があったのもポイントでした。


大学病院の初診は平日午前中のみ。学校を休ませていくしかありません。
予約もとれなかったので、二時間半待った末に診察の番が来ました。
症状を話して、どうすればいいのかを聞くと、やっぱりアレルギーによる鼻炎だから薬を使って鼻水を出してから寝るしかない。あと空気の通り道がどうしてもアレルギーによる炎症で腫れちゃうから、それがいびきを引き起こしている。あとは鼻の奥にあるアデノイド(扁桃腺)が大きい場合にはいびきが大きくなることもある。でもアデノイドは今後成長するにつれ自然に小さくなるから、手術して取ることまでしなくてもいいかもしれない。
「昼間ひどい眠気に襲われているわけじゃないですよね?だったらそんなにひどくないと思いますよ。あと、ひどく疲れたりするといびきがひどくなることもありますね。」
「でも、寝ている間に酸素を取り込む量が少ないと発達に影響があるのではないのでしょうか?背がなかなかのびないのは鼻炎で鼻が詰まっているせいでしょうか。」
「一概にはそればかりとは言えないけれど・・・まあお薬出しますね。点鼻薬でいいですか?ちゃんとやってみてそれでもひどいようでしたらまた考えましょう。」
う~~~ん・・・・。
別に三時間近くかかって診察するような大学病院でなくてもよかったかもしれない(苦笑)。結局点鼻薬をもらって帰宅しました。


そのあと疲れからコタツで寝てしまったのですが、息子のいびきは相変わらず爆音で・・・。起きているとき、寝ているときに限らず、結局鼻が詰まっていると言うことは良いことではないのですよね。私に出来ることはまめに家の中の掃除をすること、民間療法だけれど馬油を炎症を起こしている鼻の穴の中に塗ってあげる事、それくらいです。


家に帰ってからも自分の中で「なぜこんなに焦ったのだろう?」という疑問がありました。町医者だって十分に対応できたはずなのに、それも行かずにいきなり大学病院です。しかも記事を目にしてからすぐに行くことを決めました。待てなかったんですね。一刻も早くはっきりとさせたいし、息子のいびきを止めたくて学校まで休ませました。


私の中で「低身長」という言葉と、現実の息子の背の低さが結びついたから余計に焦ったのです。もしこれが原因ならば一刻も早くなんとかしなければ、彼の身長が伸びない!と思った自分がいます。


以前二年生に上がった息子が身長のことを気にしはじめたブログを記載したことがあります。あのブログを掲載したとき、輝夜師匠から言われたことを思い出しました。


もし息子が万が一背が大きくならなかったら、「絶対大きくなるから大丈夫!」と言い聞かせた私の言葉は嘘になってしまいます。そういった言葉でごまかすのではなく、もしかしたら大きくなれない未来があったとしても、それでもこれが自分なんだと思えるような心を持つことが大事であるということ。


また以前も息子の身長のことで、自分の中にある矛盾を輝夜師匠に指摘されたことがありました。目に見える強さや、背の高いことがいいわけではないと教えたすぐそばから、「きっと大きくなるから大丈夫!」と励ますのは矛盾しているのではないかと。その励ましこそ「背が大きくなるのはいいことだ!」という価値基準の表れなのですね。


目に見える大きさや強さを優先に考えてしまうような尺度を持っているうちはいくら子供に「心が大事」と言い聞かせていても、それは嘘になってしまいます。


今回の私の焦り方は「いびきで酸素が足りない→背が伸びない→背が伸びないと馬鹿にされるのでは?いじめられるのではないか?→大変!!!」という方程式がベースになっているんです。「息子が周囲からどう見られるのか。」ということが重要になっているではないですか。もちろん大きな病気が隠されていることもありますから、それも焦りにはつながっていますが、本音の私は背の伸びない息子は受け入れられない、そうなってほしくないと強く願っているんですね。


身長のことでは何回も躓いていますが、今回もその価値基準が根底で強く渦巻いていることがわかる事件でした。私は息子の背の低さが気になって気になってたまらないのです。口でどんなに「心の強さが大事」と言いながらも、私の考え方は背をいかに伸ばすかに基準が当てられていて、しかも何度も指摘されながらも改善されていないコチコチの基準です。


背だってもちろん高いほうがいいかもしれないけれど、でも転んだお友達に「大丈夫?」って声をかけられるような、人様から何かしてもらったら「ありがとう」って言えるような優しい男の子になってほしいと思っているのに、それを伝えないで、身長身長身長・・・に目が向いているのが問題なんですね。


私の中にある「かっこよくみせたい」欲求は息子の容姿にまで及んでいました。再確認して・・・自分でぞっとしました。
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志我雨音(しがあまね)
性別:
女性
職業:
占い師・レイキヒーラー・主婦
趣味:
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自己紹介:
日記をただつれづれなるままに書くだけでなく、自分にも、皆さんにも何かを感じていただけるような文章を作り上げたいと思います。
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