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占い師としての成長日記
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昨日、知人のYさんと会話していたとき、自分の夫とのかかわりや問題から発して、「息子と母親」という距離関係の話から、やはり会話は「嫁と姑」という流れになりました。母親は息子がかわいくてたまらないし、基本的に男の子はマザコンです。だから嫁と姑という関係は、波風が立つのは当然なんだということに始まったのですが、Yさんが私にこういいました。


「あのね、こういう話があるのよ。夫にとって、本妻は母親で、妻は愛人だと思ったほうがいいって。本妻はあちらだから、そう思えば、相手にカッカしたって仕方ないの。本妻には敵いません。でも、女は人生で三回強くなれるチャンスがあるの。ひとつは結婚したとき。二つ目は子供が生まれた時。三つ目は姑が亡くなったとき。ほら、本妻がいなくなったら愛人が『今度は私の出番よっ!』って出てくるでしょ?あれと同じなのよ。」


はあ・・・すごい例えだなと思いましたが(笑)、あながち間違ってもいないような気がします。っていうか、うちはそうかもしれませんね(爆)。だから夫を家から連れ出してしまったんですし・・・。


「本妻と愛人」そんな関係は望んでもいないのですが、でも夫という人間をめぐってはそんな感情がうずきあうのかもしれません。


でも本当は、結婚というのは親からの自立であり、今度は親とは違う価値観を育てていける自由でもあると思うのです。だけど、その足をひっぱってしまうのは「愛情」でもあるんですね。子供を思うゆえの愛には違いないのですが、「行かないで。寂しいから」という気持ちがあるのなら、それは母親の愛から発したエゴになってしまうしのでしょうか。親離れ子離れができていないから「本妻と妻」のような対立構造になってしまうんですね。


私は義母からいろんなことを学びました。
いいことも悪いことも、これからのあるべき姿も。
今度は私の番です。私は息子が結婚を決めるとき、遠くに行くと言い出したとき、自ら孤独になることを受け入れて、口を挟みたい気持ちを抑えて、笑顔で見送れるでしょうか・・・。


その夜義母に用事があって電話を入れることがあったのですが、先日私がボーイスカウトのキャンプに行っている間に、義母と義母の妹が我が家に訪問してくれていたんですね。普段は遠く離れている妹に息子夫婦の建てた新築の家を見せたかったんだと思います。
その話になって「今回、私もじっくり家を見せてもらったけれど、あれよね。妙に広すぎて落ち着かないわよね。空間の使い方がもったいないような気がするわ。私だったら廊下をあんなに広く取らないわね。妹はいいんじゃないって言ってたけど、私にはもったいない場所がいっぱいあるわ。」


「あ、そうなんですか。ハハハハハ・・・(あくまで心の中で繰り広げられる私の乾いた笑い)・・・(^-^;」


Yさんの「あちらは本妻」という言葉がこだました瞬間でした。


義母は、絶対にほめないんですね。
アラを先に言うんです。でもそれが義母の話の仕方なのかもしれません。悪気があって言っているわけではないということもわかりますが、それでもお金をためて家を建てることの大変さを知っているのに、こういう伝え方では相手をがっかりさせてしまうことは知らないのです。
ご自分の大事な息子が頑張って仕事をして、嫌がるローンを組んで、決意して建てた家なのですから、間取りが思い通りにいかない部分あるのは当然でも、そのことを言ってほしかったな・・・。私は義母と違って、夫の何もかもを笑って許してしまうような甘さはないかもしれません。だから怖がられちゃうのかもしれませんけど(苦笑)。私なりに独立しながら、上手にこの人たちとつきあっていくしか道はないと、受話器を抱えながら考えました。


嫌だからといってシャットアウトしてしまうのは、血縁関係、婚姻関係では難しいことです。あちらを立てつつ、でもあちらの意向に飲み込まれないように、コントロールが望まれます。
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志我雨音(しがあまね)
性別:
女性
職業:
占い師・レイキヒーラー・主婦
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ゆっくりとひとりカフェ♪
自己紹介:
日記をただつれづれなるままに書くだけでなく、自分にも、皆さんにも何かを感じていただけるような文章を作り上げたいと思います。
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