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占い師としての成長日記
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昨日、初めて一人のお客様と四時間以上も鑑定をすることになりました。
四時間!親友と話す四時間はあっという間ですが、四時間人様の身の上相談を聞くというのは、覚悟があってもなかなか大変なものです。
内容も、ここでは書くことができませんが、鑑定を依頼するということはどれほどの内容なのか、明るい話ではないことは確かです。


電話をつないでいる間、どうしても「負の言葉のシャワー」に耐え切れず、私は「早く納得してください」と心の中で祈り続けました。その方は私を責めているわけではないのですが、事情を聞くということは、その人の思いを受け止めるということでもあり、ときに内容によっては、愚痴であったり許せない思いであったり深い悲しみであったり許せない気持ちであったりします。相手に伝えられない思いを、電話を通して鑑定士にぶつける方もおられます。それを受け止める仕事である、と覚悟をして向き合っていますが、まだ私には長時間、その言葉のすべてに相槌を打ち、なおかつ肯定的に未来を作る力をあげる、そんな前向きなエネルギーが育っていませんでした。


ですから、電話を切り終えた後、私は腑抜けのようになって、現実的な行動がとてもとれませんでした。搾り取られた、っていうんでしょうか。
耳に相手の強い口調が残り、鑑定中から頭痛や腰痛に襲われ、耳から頭にかけて鈍く痛むのです。昨日は本当に「辛い、なんとかしないと!」と思いました。
でもすでに外は真っ暗で、とにかく子供たちを迎えに行かねばなりません。切り替えるまもなく、私は家を出ました。「鑑定士」と「母親」の間にいる「私」という人間のどろどろした感情が「辛いよ~~」って叫んでいるのに、でもその部分をケアする時間もないのです。


応急処置として、浄化用に買った塩をいれたお風呂にゆっくりつかりました。そして、速攻で眠りました。これしか私にはできません。


それでも目が覚めて、寝坊した上、体が起きるのが辛く、気持ちに前進した感じがまったくなかったので、このまま仕事の待機時間に入ると危険だと判断し、急遽、嵐の中ですが、氏神様に行くことにしました。氏神様は歩いていける距離には無く、車で10分くらいかかる場所にあります。


なぜ氏神様かというと、輝夜師匠が現在、毎日氏神様である諏訪神社に参拝をしておられることが頭にあったからでしょう。多くの気づきと導きを感じておられるので、私自身、この苦しい気持ちをなんとかほどこうとして神社参拝を思いつきました。もう気晴らしで解消できるような安易なものじゃないんですよ。それこそ、大好きなイケメン俳優のJくんを見たから頑張ろうっていうレベルのものじゃない、そんな簡単にリセットできるものじゃないんですよね。人間の発する負のエネルギーを馬鹿にしてはいけない。これは本当にすさまじいものがあるんです。この点の認識が甘いと、鑑定士として挫折するかもしれません。メンタルケアが必要なのは、最後には自分かもしれないのですよ。これは怖いです。


雨の上に、ちょうど神社に向かう街道はものすごく渋滞していて、このままこの車が動かなかったら、仕事の時間に間に合わない!(汗)と、ヒヤリでした。もし間に合わなかったらどうしよう・・・と、行きたいけど、このまま引き返すしかないのかとあきらめかけたとき、車がゆっくり前進していきました。


氏神様に参拝するのは引越しの際の厄除けと家内安全を祈願していただいたとき以来です。雨に濡れた境内、だれもいないけど、神様が私を招きいれてくれました。


私は深呼吸して、ずっと雨が降るのを見ていました。


そして、氏神様である「イザナミノミコト」さまに間が開いたことをお詫びし、昨日から起きていることについてお話しました。
私は強くなりたい、こんなことに負けたくない。でも負けてしまいそうです。黒い塊を投げつけられたような感覚が抜けず、自分の気持ちがとても仕事に向かう気力になれないのです。でも、どうか私のおそばにいて、私が最善の道を歩めるようにお導きください。


必死、ということはこういうことなのでしょうか。
祈りましたね。イザナミノミコト様に届いてほしいから。
私が感じたのは、強い女性、ピンクとオレンジ色の光を持った、そんな存在でした。


祈り終えても雨は降っていましたが、ゆっくりと空を見上げると、静かに私を包むものがあるようなそんな気がしました。「よくきてくれたね。また苦しくなったら、苦しくなくてもいらっしゃい」そういってくださっているような。
そのやり取りだけで、私は泣きたいくらいに、うれしかったですね。
これからも、また神様に助けを求めるかもしれませんが、よろしくお願いします、またきます。そう約束して家に戻りました。


家に戻る最中、何で神様って神様なんだろう?と不思議な疑問が湧いてきました。
何で神様って、人間のために在るんだろう?


そしたらですね、「人間のために在るっていうこと自体が神様なんだ」って答えがありました。


人間は、結局人間のためにしか動かなかったりする。
たとえば自分のために生きている人、自分が一番大事な人。それはとてもいいことだと思うし、それを貫くことは否定しない。そうであれたら一番楽だろう。
家族のために生きている人、恋人のために生きている人、子供のために生きている人、いろいろだろうけど、でも結局それも、自分とつながっている人だから愛しているんだよね。
でも神様って違うじゃない。
神様って、人間がおろかなことをしても、間違いを犯しても受け入れようとしてくれるし、自分のために人間を愛しているわけじゃないんだよね。
人間は、自分があって、自分の愛する人を大事にするわけだけど、神様は人間が自分に対して何をしてくれなくても、冷たいとか、裏切ったとかそういう感情なんて一切持たずに、ずっと人間が幸せでいられるように見守ってくださるじゃない。


だから私がこんなにジタバタしていても、ご無沙汰していても、「よくわかりましたよ」と言って、応援してくれる。


そんな無条件の愛情が、今の私にはまさに「心が洗われる愛情」なんだと気づいて帰りました。そしていかに人間って自分勝手でわがままでおっちょこちょいでそして不出来なものなのか、そんな自分が情けなくなると同時に、だから神様がそばにいて、手助けはしないけど、私たちが自立することを見守っているんでしょうね。


私はこれからも鑑定で凹むことが重なるかもしれません。
だけど、選んだ道だから挫折しないやり方を模索したいのです。その答えを探すために、今後も神社参拝を続けていこうと思います。


当たり前ですけど、お金を稼ぐのに近道も無ければ、傷つかずに儲かる話も無いんですよね。
どんな好きな仕事についても、楽な道なんて一切無いんです。
だから自分に負けない道を作って生きていく方法しかありません。











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プロフィール
HN:
志我雨音(しがあまね)
性別:
女性
職業:
占い師・レイキヒーラー・主婦
趣味:
ゆっくりとひとりカフェ♪
自己紹介:
日記をただつれづれなるままに書くだけでなく、自分にも、皆さんにも何かを感じていただけるような文章を作り上げたいと思います。
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