占い師としての成長日記
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東京に無事到着しました・・・といっても、現在の家は東京の田舎って感じの立地なので、以前都心に住んでいたほどの落差はないのですが。
実家で本の整理をしていたのですが、同時にたくさんのカセットテープ(カセット!レコードと同じくらい死語になりつつありそうなしろもの・・・)もいっぱい出てきました。
渡辺美里、TMネットワーク、永井真理子、岡村靖幸、杏里、プリンセスプリンセス、チェッカーズ、フェンスオブディフェンス、久保田利伸、浜田麻里、バービーボーイズ、ユニコーン、レベッカ・・・書いているだけで恐ろしいくらいにレトロです。現役で活躍している人もそうでないひとも、本当にたくさん集めていました。あのころから今でも活躍していて、なおかつ大好きなのは槇原敬之と徳永英明・・・特に彼らの作品は昔のものほど好きです。
その中で面白そうなものを東京に持ち帰ってきました。
今の流行の曲は何がいいのかわからないし、いつも子供のアニメソングばかりでもつまらないので・・・。しかし、もうカセットは車に搭載されていませんので、ラブソングのオムニバスCDを車用に選びました。大量のカセットは破棄する気持ちになれませんでした。やっぱり・・・どこかで引き止められてしまうんです。もう二度と聞くことはないかもしれませんが、それでも破棄するのはしのびなかったんですね。
持ち帰った中に小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」という名曲が入っていました。こちらアルフィーの高見沢さんが作詞作曲された曲ですが、片思いを歌った切ない名曲。これを車の中でかけていたら、やっぱり歌詞がスラスラ出てくるんですね。もう20年近くの年月が経っていても。
「出会いは風の中・・・♪」ではじまり、さびが「切ない片思い、あなたは気づかない」・・・。何度これをカラオケで思いをこめて歌ったことか・・・。歌詞というよりも、この詞に没頭して泣いていたころの自分に思いをめぐらしてちょっと浸ってしまいました。
今、片思いなんて当然、していない(ありえない)わけですが、あのころの自分は、大好きな男性の心ひとつ、つかむこともできず、ただ苦しく、出口のない場所を行ったりきたりしていたんですね。
今、恋愛から遠ざかった自分が、恋愛の歌を聞いて、あのころの自分を引き出すと、すごく違和感があるというか、でもあのころがあって、今の自分につながっているという感覚もあるし、だけどもうあのころの感性はまた別のものに生まれ変わっているんだなという感じなんですね。
一生懸命やってもぜんぜんダメだった恋愛。いっぱい泣いた夜を越えてきた自分。
それから、子供の教育で頭を抱えたり、お金のやりくりで悩んだり、占いをしていこうと決めた今の自分。
どっちも私の一生懸命さは変わらない。ただ背景が違うだけで。
五感を大事にするということを最近教えられましたが、耳で自分の人生を振り返ることのできる音楽って、すごい発見があります。
街中で、昔付き合っていた人と同じ香りの男性とすれ違うと、瞬時にあの記憶が戻るのと同じように。耳から受ける刺激は、私の「思い出」という広い畑を耕して、今を生きる私のヒントを教えてくれます。
思い出が増えるということが年齢を重ねるということでもあります。
そしてその思い出がつながって今の自分があるということ。この膨大な積み重ねが現在です。どこも途切れていないんですね。自分を受け入れるということは、こんなにたくさんの想いを積み重ねてきた自分を知るということ。
特別なことではないのです。
きっとそれぞれが思い出という、かけがえのない財産を生み出しながら、私たちは歩き続けるのでしょう。思いが出る(いずる)私たちのそのときそのときの思いで人生をつむぎだしています。ひとりひとりの思いがいつか振り返る思い出になり、私たちを支えているのです。ですから、どんな思い出であったとしても、「あんなつらかったことも、こんなにつらかったことも・・・」という人生であったとしても、それを乗り越えたことを誇ってほしい。そして思い出が人を支えていることも多々あるのですね。
昔を振り返ってばかりでは前に進めませんが、たまに昔大事にしていた音や香り、写真などで自分の現在位置を確認したら、また前を向いて歩けるでしょう。
年をとって、そうした思い出箱の中身が増えていくのは、自分自身の耕された内面を知るようで、とてもうれしいことです。
シワやシミが増えるのは歓迎できませんが(^-^;でも、自分の内面は豊かになっていく。それに気がつけたら、今命を守られながらこの場所にいる自分がちょっと愛おしくなりました・・・。
自分の両親が昭和30年代のナツメロ番組を好んで聴いて口ずさんでいた気持ちがなんとなくわかる年齢になりました。私は「なんでこんな古めかしい曲がいいのかなあ」と思っていましたが・・・昭和っていう響きすら今は古いんですね。でも私は自分を生み、はぐくんでくれた昭和が好きです。
そこにはいいものも悲しいものも振り返るのも恥ずかしいものも、ぎゅっと詰まっているからです。
実家で本の整理をしていたのですが、同時にたくさんのカセットテープ(カセット!レコードと同じくらい死語になりつつありそうなしろもの・・・)もいっぱい出てきました。
渡辺美里、TMネットワーク、永井真理子、岡村靖幸、杏里、プリンセスプリンセス、チェッカーズ、フェンスオブディフェンス、久保田利伸、浜田麻里、バービーボーイズ、ユニコーン、レベッカ・・・書いているだけで恐ろしいくらいにレトロです。現役で活躍している人もそうでないひとも、本当にたくさん集めていました。あのころから今でも活躍していて、なおかつ大好きなのは槇原敬之と徳永英明・・・特に彼らの作品は昔のものほど好きです。
その中で面白そうなものを東京に持ち帰ってきました。
今の流行の曲は何がいいのかわからないし、いつも子供のアニメソングばかりでもつまらないので・・・。しかし、もうカセットは車に搭載されていませんので、ラブソングのオムニバスCDを車用に選びました。大量のカセットは破棄する気持ちになれませんでした。やっぱり・・・どこかで引き止められてしまうんです。もう二度と聞くことはないかもしれませんが、それでも破棄するのはしのびなかったんですね。
持ち帰った中に小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」という名曲が入っていました。こちらアルフィーの高見沢さんが作詞作曲された曲ですが、片思いを歌った切ない名曲。これを車の中でかけていたら、やっぱり歌詞がスラスラ出てくるんですね。もう20年近くの年月が経っていても。
「出会いは風の中・・・♪」ではじまり、さびが「切ない片思い、あなたは気づかない」・・・。何度これをカラオケで思いをこめて歌ったことか・・・。歌詞というよりも、この詞に没頭して泣いていたころの自分に思いをめぐらしてちょっと浸ってしまいました。
今、片思いなんて当然、していない(ありえない)わけですが、あのころの自分は、大好きな男性の心ひとつ、つかむこともできず、ただ苦しく、出口のない場所を行ったりきたりしていたんですね。
今、恋愛から遠ざかった自分が、恋愛の歌を聞いて、あのころの自分を引き出すと、すごく違和感があるというか、でもあのころがあって、今の自分につながっているという感覚もあるし、だけどもうあのころの感性はまた別のものに生まれ変わっているんだなという感じなんですね。
一生懸命やってもぜんぜんダメだった恋愛。いっぱい泣いた夜を越えてきた自分。
それから、子供の教育で頭を抱えたり、お金のやりくりで悩んだり、占いをしていこうと決めた今の自分。
どっちも私の一生懸命さは変わらない。ただ背景が違うだけで。
五感を大事にするということを最近教えられましたが、耳で自分の人生を振り返ることのできる音楽って、すごい発見があります。
街中で、昔付き合っていた人と同じ香りの男性とすれ違うと、瞬時にあの記憶が戻るのと同じように。耳から受ける刺激は、私の「思い出」という広い畑を耕して、今を生きる私のヒントを教えてくれます。
思い出が増えるということが年齢を重ねるということでもあります。
そしてその思い出がつながって今の自分があるということ。この膨大な積み重ねが現在です。どこも途切れていないんですね。自分を受け入れるということは、こんなにたくさんの想いを積み重ねてきた自分を知るということ。
特別なことではないのです。
きっとそれぞれが思い出という、かけがえのない財産を生み出しながら、私たちは歩き続けるのでしょう。思いが出る(いずる)私たちのそのときそのときの思いで人生をつむぎだしています。ひとりひとりの思いがいつか振り返る思い出になり、私たちを支えているのです。ですから、どんな思い出であったとしても、「あんなつらかったことも、こんなにつらかったことも・・・」という人生であったとしても、それを乗り越えたことを誇ってほしい。そして思い出が人を支えていることも多々あるのですね。
昔を振り返ってばかりでは前に進めませんが、たまに昔大事にしていた音や香り、写真などで自分の現在位置を確認したら、また前を向いて歩けるでしょう。
年をとって、そうした思い出箱の中身が増えていくのは、自分自身の耕された内面を知るようで、とてもうれしいことです。
シワやシミが増えるのは歓迎できませんが(^-^;でも、自分の内面は豊かになっていく。それに気がつけたら、今命を守られながらこの場所にいる自分がちょっと愛おしくなりました・・・。
自分の両親が昭和30年代のナツメロ番組を好んで聴いて口ずさんでいた気持ちがなんとなくわかる年齢になりました。私は「なんでこんな古めかしい曲がいいのかなあ」と思っていましたが・・・昭和っていう響きすら今は古いんですね。でも私は自分を生み、はぐくんでくれた昭和が好きです。
そこにはいいものも悲しいものも振り返るのも恥ずかしいものも、ぎゅっと詰まっているからです。
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プロフィール
HN:
志我雨音(しがあまね)
性別:
女性
職業:
占い師・レイキヒーラー・主婦
趣味:
ゆっくりとひとりカフェ♪
自己紹介:
日記をただつれづれなるままに書くだけでなく、自分にも、皆さんにも何かを感じていただけるような文章を作り上げたいと思います。
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