占い師としての成長日記
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今日、息子はこどもだけのキャンプに参加し、新宿からバスに乗って長野県まで行きました。昨年は単身で参加したのですが、それはちょっと心細かったらしいので、今年は幼稚園時代のお友達を道連れに参加させていただきました。それでも現地では友達同士は別々のグループに分けられてしまうんですけどね(^-^)。
二回目の参加ということで、余裕もあり、「楽しみ~♪」なんて言いながら出発していきました。今日は満点の星空が観察できるでしょうか。大きなリュックサックと同じように、思い出のリュックサックもいっぱいにして帰宅するでしょう。いろんなことがあるかと思いますが、若いうちの苦労は買ってでもしろというように、きっと体験した上で感じたことは、息子の礎になっていくことでしょうね・・・。
見送る私も慣れてしまったせいか、さすがにもう、うるうる涙も心配涙も湧かなくなりました。前は見送るだけで涙腺がゆるんでいたのに。
そのあと、東京での恩人と呼べる知人(以下、Yさん)と久しぶりに再会しました。私はYさんから、東京のいろんな場所に連れて行ってもらい、本当にいろんなことを励ましてもらったり、語り合ってきました。しかし結婚して、子供が生まれた後は、彼女も仕事が忙しく海外などに渡航していたため、年賀状だけのやりとりになってしまっていたのです。私の娘の名前はYさんからいただきました。
彼女とはいろんな話をします。それは時を経ても変わりません。独身時代は私は既婚だったYさんにいろいろ背中を押してもらいました。Yさんは
独身だった頃の私にこういってくれました。現在の夫に出会い、つきあうのが絶望的なことを言われてしまったとき、こう励ましてくれました。
「彼は結婚してしまったわけじゃない。そんな簡単にあきらめるの?Mちゃんが明るく頑張っていれば、絶対に振り向いてくれるよ。」
そういって私を元気付けてくれたのはもう10年前です。そして今日も・・・。
「Mちゃん、何もない人生よりもね、いっぱいいろんな苦しみとかあるほうが幸せなんだよ。辛いときはそう思えないかもしれない。でも、考えてごらん。何もないって辛いよ。これは本当にありがたいことなんだよ。」
何度も何度もそう言ってました。ご商売をされているYさんご夫婦のことはよく知っているので、Yさんが言うと、本当に説得力があります。Yさんのご主人は20年来の夢だったプランを、今年ようやく実現の一歩が踏み出せたそうです。
20年ですよ、20年・・・!!!
20年間、本当に大失敗も、大損害も、ろくに食べられないときもあったそうです。しかし、一念岩をも通す。あきらめなかったご主人とともに二人三脚で0から歩んできたYさん。「だから簡単にあきらめてはいけないのよね。20年もかかったんだから、夢なんて簡単に叶うものではないのね。」
Yさんは名言をいっぱい出してくれます。今日も何発か出してくれました。私のブログに書いていいですか?と許可を得ましたので(^-^)、明日はまたそれを書いてみようと思います。
二人が再会を果たした新宿は私の勤務地でした。建物や店はだいぶ入れ替わっていたけれど・・・サラリーマンや学生、ありとあらゆる人たちが交差点で行き来する光景を二人で見つめながら、昔のようにいろいろ話をして帰りました。
二回目の参加ということで、余裕もあり、「楽しみ~♪」なんて言いながら出発していきました。今日は満点の星空が観察できるでしょうか。大きなリュックサックと同じように、思い出のリュックサックもいっぱいにして帰宅するでしょう。いろんなことがあるかと思いますが、若いうちの苦労は買ってでもしろというように、きっと体験した上で感じたことは、息子の礎になっていくことでしょうね・・・。
見送る私も慣れてしまったせいか、さすがにもう、うるうる涙も心配涙も湧かなくなりました。前は見送るだけで涙腺がゆるんでいたのに。
そのあと、東京での恩人と呼べる知人(以下、Yさん)と久しぶりに再会しました。私はYさんから、東京のいろんな場所に連れて行ってもらい、本当にいろんなことを励ましてもらったり、語り合ってきました。しかし結婚して、子供が生まれた後は、彼女も仕事が忙しく海外などに渡航していたため、年賀状だけのやりとりになってしまっていたのです。私の娘の名前はYさんからいただきました。
彼女とはいろんな話をします。それは時を経ても変わりません。独身時代は私は既婚だったYさんにいろいろ背中を押してもらいました。Yさんは
独身だった頃の私にこういってくれました。現在の夫に出会い、つきあうのが絶望的なことを言われてしまったとき、こう励ましてくれました。
「彼は結婚してしまったわけじゃない。そんな簡単にあきらめるの?Mちゃんが明るく頑張っていれば、絶対に振り向いてくれるよ。」
そういって私を元気付けてくれたのはもう10年前です。そして今日も・・・。
「Mちゃん、何もない人生よりもね、いっぱいいろんな苦しみとかあるほうが幸せなんだよ。辛いときはそう思えないかもしれない。でも、考えてごらん。何もないって辛いよ。これは本当にありがたいことなんだよ。」
何度も何度もそう言ってました。ご商売をされているYさんご夫婦のことはよく知っているので、Yさんが言うと、本当に説得力があります。Yさんのご主人は20年来の夢だったプランを、今年ようやく実現の一歩が踏み出せたそうです。
20年ですよ、20年・・・!!!
20年間、本当に大失敗も、大損害も、ろくに食べられないときもあったそうです。しかし、一念岩をも通す。あきらめなかったご主人とともに二人三脚で0から歩んできたYさん。「だから簡単にあきらめてはいけないのよね。20年もかかったんだから、夢なんて簡単に叶うものではないのね。」
Yさんは名言をいっぱい出してくれます。今日も何発か出してくれました。私のブログに書いていいですか?と許可を得ましたので(^-^)、明日はまたそれを書いてみようと思います。
二人が再会を果たした新宿は私の勤務地でした。建物や店はだいぶ入れ替わっていたけれど・・・サラリーマンや学生、ありとあらゆる人たちが交差点で行き来する光景を二人で見つめながら、昔のようにいろいろ話をして帰りました。
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今月は毎日更新!を目指して書いています。昨日は23時まで更新できる状態ではなくて、慌てて携帯から送信をしました(苦笑)。
毎日書くという課題を掲げると、毎日の過ごし方が変わってきます。
何かささいなことがあっても「これは記事にできそうかな?」「これはどういうふうに表現したらいいのかな」「マンネリかな?」といちいち面白いくらいに足元を良く見ます。その中で「これぞ!」というものを見つけ出して言葉にしていく楽しみ、書きあがって理想どおり以上のまとまりなんかがあると、一人悦楽\(⌒▽⌒)/。書きながら「そうかあ・・・」って気づかされたり、自分の中から大事なことが見抜けたりすることもあります。
「皆様に披露する」という意識があるだけで、私の生活の過ごし方も背筋が伸びたような気がするのは気のせいでしょうか?
で、半月やってきて思うことですが、私の日記って、当たり前なんですが、私の私生活のことを書きます。とにかく「私」「私」「私」「思った」「思った」「思った」の連続です。私の日記は「私はこう思った」のオンパレードです(爆)。
正直言って、私の技法はワンパターンかもしれません。私の文章が苦手な人や私を知らない人は読みづらさを感じてしまうかもしれません。
「私」が機関銃のようにしゃべっているみたいで、入りづらさを感じる人もいるでしょう。
もし、もっともっとこの先「私」が何かに目覚め、気づき、私の気持ちだけにとどまらない何かを広く誰かに教えて行きたいと思うような事柄が出てきたら、私としての役割が出てきたということになるのでしょうか。誰もが尊いひとりの存在。私の想いも大事なもの。自分の想いを大事になぞることで、いつか他の人の想いや存在にも目を向けられるようになるのだろうと信じ、また毎日自らの言葉を綴ってみます。
昔の日記帳を先日見つけてしまいましたが、見たいような見たくないような・・・そんな気持ちでつい開けちゃいました。飛び込んできたのは、苦悩と劣等感につぶされそうな若き日の私。それこそ「私はダメだ・・・」「やっぱりダメなのかな」のオンパレード。「私」「私」「ダメ」「つらい」の羅列でした。すぐに閉じました(爆)お恥ずかしい。
私を大事にしていなかった自分が、15年経てば変わるんですよね。
あの頃は書くことで何を言いたかったんだろう?誰かに見せるわけでもない、自分の心の暗部がそこにありました。今の私の書く目的は、私という人間をもっと知りたい。何が私を暗くさせていたのか。何のために私は生きるのか。どんな使命があってこの世にいるのか。少なくとも恋愛ノイローゼを乗り越え、今の自分になった意味を知りたい。うつむかないで、受け入れるために。
こんな真面目で暗い話をいちいち口にしていたら、誰も近寄ってこないだろうという確信があります。だって、こんな堅い話ばかりを口にされたら私だって逃げます(^-^;だから、私は書くことが好きという宝物を持たせてもらえたのかもしれませんね(笑)。
毎日書くという課題を掲げると、毎日の過ごし方が変わってきます。
何かささいなことがあっても「これは記事にできそうかな?」「これはどういうふうに表現したらいいのかな」「マンネリかな?」といちいち面白いくらいに足元を良く見ます。その中で「これぞ!」というものを見つけ出して言葉にしていく楽しみ、書きあがって理想どおり以上のまとまりなんかがあると、一人悦楽\(⌒▽⌒)/。書きながら「そうかあ・・・」って気づかされたり、自分の中から大事なことが見抜けたりすることもあります。
「皆様に披露する」という意識があるだけで、私の生活の過ごし方も背筋が伸びたような気がするのは気のせいでしょうか?
で、半月やってきて思うことですが、私の日記って、当たり前なんですが、私の私生活のことを書きます。とにかく「私」「私」「私」「思った」「思った」「思った」の連続です。私の日記は「私はこう思った」のオンパレードです(爆)。
正直言って、私の技法はワンパターンかもしれません。私の文章が苦手な人や私を知らない人は読みづらさを感じてしまうかもしれません。
「私」が機関銃のようにしゃべっているみたいで、入りづらさを感じる人もいるでしょう。
もし、もっともっとこの先「私」が何かに目覚め、気づき、私の気持ちだけにとどまらない何かを広く誰かに教えて行きたいと思うような事柄が出てきたら、私としての役割が出てきたということになるのでしょうか。誰もが尊いひとりの存在。私の想いも大事なもの。自分の想いを大事になぞることで、いつか他の人の想いや存在にも目を向けられるようになるのだろうと信じ、また毎日自らの言葉を綴ってみます。
昔の日記帳を先日見つけてしまいましたが、見たいような見たくないような・・・そんな気持ちでつい開けちゃいました。飛び込んできたのは、苦悩と劣等感につぶされそうな若き日の私。それこそ「私はダメだ・・・」「やっぱりダメなのかな」のオンパレード。「私」「私」「ダメ」「つらい」の羅列でした。すぐに閉じました(爆)お恥ずかしい。
私を大事にしていなかった自分が、15年経てば変わるんですよね。
あの頃は書くことで何を言いたかったんだろう?誰かに見せるわけでもない、自分の心の暗部がそこにありました。今の私の書く目的は、私という人間をもっと知りたい。何が私を暗くさせていたのか。何のために私は生きるのか。どんな使命があってこの世にいるのか。少なくとも恋愛ノイローゼを乗り越え、今の自分になった意味を知りたい。うつむかないで、受け入れるために。
こんな真面目で暗い話をいちいち口にしていたら、誰も近寄ってこないだろうという確信があります。だって、こんな堅い話ばかりを口にされたら私だって逃げます(^-^;だから、私は書くことが好きという宝物を持たせてもらえたのかもしれませんね(笑)。
パソコンを開く気力がないので携帯からお知らせします。今日は日中メルマガの原稿作成と仕事に追われ、夜は息子のキャンプの荷造りに追われ、気づけばこんな時間に…毎月20日は輝夜師匠と私のメルマガの締め切り日なんです。今月も没頭して書いてます。毎月の記事ですが、いろいろ書きたい事満載で、つい長くなってしまいます(^_^;)でも、輝夜師匠と添削しあい、無事に手続きが終わると、達成感がありますね。言葉で発信するメルマガは私にとって、現在地点の自分が良く見えて来る地図のようなもの。
良かったらメールマガジンのカテゴリーから購読申し込みしてくださいね。メルマガに、自信あり!!!です。いつも書く事は全力投球!!何かを感じて頂けるとこの上なく、嬉しいですね。
さて、オリンピックを見ていると、選手が引退表明をしたりしますがレスリングの浜口京子選手が現役続行をこう表明しました。「やっぱりレスリングは楽しいです。やりたいです。やらせてください。」鼻の複雑骨折に、オリンピックの代表まで危ぶまれたり、レスリングを続ける事はつらいことばかりかもしれない。年齢も現在30歳。次のロンドンでは34歳になってしまうから不利かもしれないのに、現役続行の質問に浜口京子選手は即答でした。楽しんで、打ち込んで、辛さを知った上で、また頑張ろうと誓う彼女の笑顔に、私は涙が出ました。好きな道を見つけて、自分と戦っていく方はとても強いです。そして、勇気を引き出してくれます。ありがとう!
良かったらメールマガジンのカテゴリーから購読申し込みしてくださいね。メルマガに、自信あり!!!です。いつも書く事は全力投球!!何かを感じて頂けるとこの上なく、嬉しいですね。
さて、オリンピックを見ていると、選手が引退表明をしたりしますがレスリングの浜口京子選手が現役続行をこう表明しました。「やっぱりレスリングは楽しいです。やりたいです。やらせてください。」鼻の複雑骨折に、オリンピックの代表まで危ぶまれたり、レスリングを続ける事はつらいことばかりかもしれない。年齢も現在30歳。次のロンドンでは34歳になってしまうから不利かもしれないのに、現役続行の質問に浜口京子選手は即答でした。楽しんで、打ち込んで、辛さを知った上で、また頑張ろうと誓う彼女の笑顔に、私は涙が出ました。好きな道を見つけて、自分と戦っていく方はとても強いです。そして、勇気を引き出してくれます。ありがとう!
東京に無事到着しました・・・といっても、現在の家は東京の田舎って感じの立地なので、以前都心に住んでいたほどの落差はないのですが。
実家で本の整理をしていたのですが、同時にたくさんのカセットテープ(カセット!レコードと同じくらい死語になりつつありそうなしろもの・・・)もいっぱい出てきました。
渡辺美里、TMネットワーク、永井真理子、岡村靖幸、杏里、プリンセスプリンセス、チェッカーズ、フェンスオブディフェンス、久保田利伸、浜田麻里、バービーボーイズ、ユニコーン、レベッカ・・・書いているだけで恐ろしいくらいにレトロです。現役で活躍している人もそうでないひとも、本当にたくさん集めていました。あのころから今でも活躍していて、なおかつ大好きなのは槇原敬之と徳永英明・・・特に彼らの作品は昔のものほど好きです。
その中で面白そうなものを東京に持ち帰ってきました。
今の流行の曲は何がいいのかわからないし、いつも子供のアニメソングばかりでもつまらないので・・・。しかし、もうカセットは車に搭載されていませんので、ラブソングのオムニバスCDを車用に選びました。大量のカセットは破棄する気持ちになれませんでした。やっぱり・・・どこかで引き止められてしまうんです。もう二度と聞くことはないかもしれませんが、それでも破棄するのはしのびなかったんですね。
持ち帰った中に小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」という名曲が入っていました。こちらアルフィーの高見沢さんが作詞作曲された曲ですが、片思いを歌った切ない名曲。これを車の中でかけていたら、やっぱり歌詞がスラスラ出てくるんですね。もう20年近くの年月が経っていても。
「出会いは風の中・・・♪」ではじまり、さびが「切ない片思い、あなたは気づかない」・・・。何度これをカラオケで思いをこめて歌ったことか・・・。歌詞というよりも、この詞に没頭して泣いていたころの自分に思いをめぐらしてちょっと浸ってしまいました。
今、片思いなんて当然、していない(ありえない)わけですが、あのころの自分は、大好きな男性の心ひとつ、つかむこともできず、ただ苦しく、出口のない場所を行ったりきたりしていたんですね。
今、恋愛から遠ざかった自分が、恋愛の歌を聞いて、あのころの自分を引き出すと、すごく違和感があるというか、でもあのころがあって、今の自分につながっているという感覚もあるし、だけどもうあのころの感性はまた別のものに生まれ変わっているんだなという感じなんですね。
一生懸命やってもぜんぜんダメだった恋愛。いっぱい泣いた夜を越えてきた自分。
それから、子供の教育で頭を抱えたり、お金のやりくりで悩んだり、占いをしていこうと決めた今の自分。
どっちも私の一生懸命さは変わらない。ただ背景が違うだけで。
五感を大事にするということを最近教えられましたが、耳で自分の人生を振り返ることのできる音楽って、すごい発見があります。
街中で、昔付き合っていた人と同じ香りの男性とすれ違うと、瞬時にあの記憶が戻るのと同じように。耳から受ける刺激は、私の「思い出」という広い畑を耕して、今を生きる私のヒントを教えてくれます。
思い出が増えるということが年齢を重ねるということでもあります。
そしてその思い出がつながって今の自分があるということ。この膨大な積み重ねが現在です。どこも途切れていないんですね。自分を受け入れるということは、こんなにたくさんの想いを積み重ねてきた自分を知るということ。
特別なことではないのです。
きっとそれぞれが思い出という、かけがえのない財産を生み出しながら、私たちは歩き続けるのでしょう。思いが出る(いずる)私たちのそのときそのときの思いで人生をつむぎだしています。ひとりひとりの思いがいつか振り返る思い出になり、私たちを支えているのです。ですから、どんな思い出であったとしても、「あんなつらかったことも、こんなにつらかったことも・・・」という人生であったとしても、それを乗り越えたことを誇ってほしい。そして思い出が人を支えていることも多々あるのですね。
昔を振り返ってばかりでは前に進めませんが、たまに昔大事にしていた音や香り、写真などで自分の現在位置を確認したら、また前を向いて歩けるでしょう。
年をとって、そうした思い出箱の中身が増えていくのは、自分自身の耕された内面を知るようで、とてもうれしいことです。
シワやシミが増えるのは歓迎できませんが(^-^;でも、自分の内面は豊かになっていく。それに気がつけたら、今命を守られながらこの場所にいる自分がちょっと愛おしくなりました・・・。
自分の両親が昭和30年代のナツメロ番組を好んで聴いて口ずさんでいた気持ちがなんとなくわかる年齢になりました。私は「なんでこんな古めかしい曲がいいのかなあ」と思っていましたが・・・昭和っていう響きすら今は古いんですね。でも私は自分を生み、はぐくんでくれた昭和が好きです。
そこにはいいものも悲しいものも振り返るのも恥ずかしいものも、ぎゅっと詰まっているからです。
実家で本の整理をしていたのですが、同時にたくさんのカセットテープ(カセット!レコードと同じくらい死語になりつつありそうなしろもの・・・)もいっぱい出てきました。
渡辺美里、TMネットワーク、永井真理子、岡村靖幸、杏里、プリンセスプリンセス、チェッカーズ、フェンスオブディフェンス、久保田利伸、浜田麻里、バービーボーイズ、ユニコーン、レベッカ・・・書いているだけで恐ろしいくらいにレトロです。現役で活躍している人もそうでないひとも、本当にたくさん集めていました。あのころから今でも活躍していて、なおかつ大好きなのは槇原敬之と徳永英明・・・特に彼らの作品は昔のものほど好きです。
その中で面白そうなものを東京に持ち帰ってきました。
今の流行の曲は何がいいのかわからないし、いつも子供のアニメソングばかりでもつまらないので・・・。しかし、もうカセットは車に搭載されていませんので、ラブソングのオムニバスCDを車用に選びました。大量のカセットは破棄する気持ちになれませんでした。やっぱり・・・どこかで引き止められてしまうんです。もう二度と聞くことはないかもしれませんが、それでも破棄するのはしのびなかったんですね。
持ち帰った中に小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」という名曲が入っていました。こちらアルフィーの高見沢さんが作詞作曲された曲ですが、片思いを歌った切ない名曲。これを車の中でかけていたら、やっぱり歌詞がスラスラ出てくるんですね。もう20年近くの年月が経っていても。
「出会いは風の中・・・♪」ではじまり、さびが「切ない片思い、あなたは気づかない」・・・。何度これをカラオケで思いをこめて歌ったことか・・・。歌詞というよりも、この詞に没頭して泣いていたころの自分に思いをめぐらしてちょっと浸ってしまいました。
今、片思いなんて当然、していない(ありえない)わけですが、あのころの自分は、大好きな男性の心ひとつ、つかむこともできず、ただ苦しく、出口のない場所を行ったりきたりしていたんですね。
今、恋愛から遠ざかった自分が、恋愛の歌を聞いて、あのころの自分を引き出すと、すごく違和感があるというか、でもあのころがあって、今の自分につながっているという感覚もあるし、だけどもうあのころの感性はまた別のものに生まれ変わっているんだなという感じなんですね。
一生懸命やってもぜんぜんダメだった恋愛。いっぱい泣いた夜を越えてきた自分。
それから、子供の教育で頭を抱えたり、お金のやりくりで悩んだり、占いをしていこうと決めた今の自分。
どっちも私の一生懸命さは変わらない。ただ背景が違うだけで。
五感を大事にするということを最近教えられましたが、耳で自分の人生を振り返ることのできる音楽って、すごい発見があります。
街中で、昔付き合っていた人と同じ香りの男性とすれ違うと、瞬時にあの記憶が戻るのと同じように。耳から受ける刺激は、私の「思い出」という広い畑を耕して、今を生きる私のヒントを教えてくれます。
思い出が増えるということが年齢を重ねるということでもあります。
そしてその思い出がつながって今の自分があるということ。この膨大な積み重ねが現在です。どこも途切れていないんですね。自分を受け入れるということは、こんなにたくさんの想いを積み重ねてきた自分を知るということ。
特別なことではないのです。
きっとそれぞれが思い出という、かけがえのない財産を生み出しながら、私たちは歩き続けるのでしょう。思いが出る(いずる)私たちのそのときそのときの思いで人生をつむぎだしています。ひとりひとりの思いがいつか振り返る思い出になり、私たちを支えているのです。ですから、どんな思い出であったとしても、「あんなつらかったことも、こんなにつらかったことも・・・」という人生であったとしても、それを乗り越えたことを誇ってほしい。そして思い出が人を支えていることも多々あるのですね。
昔を振り返ってばかりでは前に進めませんが、たまに昔大事にしていた音や香り、写真などで自分の現在位置を確認したら、また前を向いて歩けるでしょう。
年をとって、そうした思い出箱の中身が増えていくのは、自分自身の耕された内面を知るようで、とてもうれしいことです。
シワやシミが増えるのは歓迎できませんが(^-^;でも、自分の内面は豊かになっていく。それに気がつけたら、今命を守られながらこの場所にいる自分がちょっと愛おしくなりました・・・。
自分の両親が昭和30年代のナツメロ番組を好んで聴いて口ずさんでいた気持ちがなんとなくわかる年齢になりました。私は「なんでこんな古めかしい曲がいいのかなあ」と思っていましたが・・・昭和っていう響きすら今は古いんですね。でも私は自分を生み、はぐくんでくれた昭和が好きです。
そこにはいいものも悲しいものも振り返るのも恥ずかしいものも、ぎゅっと詰まっているからです。
実家に帰ると、途端に「だらしないモード」全開になってしまう私は、本当に家の中でマグロのように横たわって過ごしています。夫は「どこか遊びに行こう」と言うのですが、冗談じゃありません。今休んでおかないと、結局東京に戻ってから、休息などなかなか得られないのです。高い交通費をかけて昼寝に実家に戻ったのか、と言われてしまうくらい、寝ています。仕事を休みにしているので疲れているはずはないのですが、暇があればゴロゴロして寝て、オリンピックを見てまた寝て・・・
きっと母は何も言いませんが「これで毎日ちゃんとやっているのかしら?」と不安になっているに違いありませんね。大丈夫です。敷居をまたげば、ちゃんとモードが切り替わります。女って、すごいですよね。
でも今日は灯篭流し&花火大会だったので、出かけてきました。
田舎なのにすごい人手でしたが、目の前で打たれる花火に大感激!ああ、めんどくさがらずに出てきてよかった・・・と思いつつ、花火を満喫できました。これでとりあえず「何もしない母」は脱却です。
花火が打たれている場所は、天竜川が流れ、目の前は山が遠くに見えて、開けています。とても気持ちのよい場所でした。席を確保するために早くから行ったので、青い空と白い雲も良く見えました。
風と空と水と緑がある場所は、絶対に人をさわやかな気持ちにさせます。
そしてさえぎるもののない広がる景色は、人を前向きな気持ちにさせる力が絶対にあるでしょうね。こんな美しい環境を見ながら暮らせる田舎の人はとてもうらやましいです。田舎は不景気で、閉じた会社や工場、ガラガラの商店街といった負の部分ばかりが目に付いてしまい、悲しいものを感じてしまうことも多いのですが、でも何ものにも及ばない、自然と言う最高のステージがある強みを生かして、どうか活気付いて欲しいと思います。
あまりにも当たり前の風景になりすぎていて、美しい風景とはどんな知恵も及ばない最高の恩恵などとは考えられないのかもしれませんね。
私も・・・当たり前のように夏や冬の休みには実家に帰りゆっくりさせていただいてますが、これはとてもとても恵まれていることだと思っています。
東京にはない美しいアルプスの山並みに、天竜川が作り出している段丘の町。こんな場所で多感な時期を過ごせたことは何よりも楽しかった。
今も、こうしてたまに帰省すれば、それを喜んで迎えてくれる両親がいて、両親がどちらも健在であること。私自身もそう。
実家で休ませてもらえるなんて、本当に贅沢ですよね。
私はまだいろんな部分で、親に甘えてしまっている部分も多いのですが、親が健康でいてくれることが何よりもありがたいことです。兄も私も田舎に生活の拠点を置いていないのが、心配の種ですが・・・でも今更引き返すこともできません。今いる場所でできる限りのことをしてあげることしかできませんが、実家の暖簾をくぐるとつい「娘」になってしまうんですね・・・。
この土地にはいろんな思い出や、親の存在や、美しい景色があって、やっぱり私にとって世界で一番特別な場所かもしれません。でも、不思議なことに、「ここはもう自分の生きる場所ではない」と言う感覚もあります。たまにパワーチャージに戻る場所であって、私はこの土地の人間ではない。悲しいけれど、切り離されたと言う感覚もちゃんとあります。今住んでいる場所がやっぱり現在の私のステージなんですよね。助けてくれる親もいなくても、ここで根を張るって決めた場所が私の生きる場所になっています。それが故郷ではなかっただけです(たまに子供が具合を悪くして仕事を休むのが続くときは、親のそばで生活できる人たちがうらやましくもなりますが)。
何をする気にもなれず、ゴロゴロしていますが、これも本当に恵まれているゴロゴロです。プラチナ級のゴロゴロですよね(笑)。
明日の夜帰京です。また占い師として、ヒーラーとして、弟子として、母として、自分との戦いですよ。
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プロフィール
HN:
志我雨音(しがあまね)
性別:
女性
職業:
占い師・レイキヒーラー・主婦
趣味:
ゆっくりとひとりカフェ♪
自己紹介:
日記をただつれづれなるままに書くだけでなく、自分にも、皆さんにも何かを感じていただけるような文章を作り上げたいと思います。
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